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DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に関するお話

コラム

つい先日のお話ですが、無料のフリー素材を使っていたページがDMCAによって検索結果から削除された・・・というお話がありました。
SEO界隈の方々は見聞きされたことと思います。
非常に面白そうなお話かと思ったら、ゲンナリ系(言い方が悪いですが)のお話でした(苦笑)
今回のコラム記事は、その件について細かい解説をするわけではありませんでして、ご自身のサイトの情報が盗用された時の対処を考えましょうね的な、そんな話にしたいと思っています。
「ちょっとは役に立ったかな?」や「ちょっと面白いな(笑)」みたいなことを感じられましたら、シェアして頂けますと幸いです。

SEO/MEO情報に投稿したコラム記事

DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に関するお話

DMCAイメージ

みなさん、こんにちは。

みなさんは、DMCAをご存知でしょうか?
SEOに関わられている方はご存知だとは思いますが、SEO界隈の方以外の方でご存知の方ってどれくらいいらっしゃるでしょうかね。
かなり知名度の低いキーワードのような気がします。

DMCAとは、「Digital Millennium Copyright Act」の略でして、デジタルミレニアム著作権法のことを指しています。
要は、ネット上のコンテンツ(デジタルコンテンツ)の著作物に関する法律・・・ということです(笑)

厳密な定義がありそうですが、そこは敢えて触れず、ネットコンテンツの著作権に関する法律ということで憶えて頂いても問題ないのではないでしょうか。
気になる方は是非調べてみてください。

さてさて。

Googleは常々DMCAに基づいて、検索結果上にある不適切なコンテンツを表示しないようにしていたりします。
例えば、アニメの動画が不法にアップされてたりしますよね?
その動画のページが検索結果上に表示されないようにする・・・というような感じです。

2016年2月に入ってからのことですが、とあるサイトのページが検索結果から消えてしまったようでした。
そのとあるサイト運営者のSearch Consoleにメッセージが届いたことによってサイト主様が気づいたようです。
しかしそのサイトには、著作権を違反するページはありません、、、おかしいですよね?・・・というのがこの話の全般的なところです。

関係サイトと当事者ブログと参考ブログの紹介

ということで、本件に関係のあるサイトと、話の元になる当事者のブログと、そのことを色々と解説して頂いているブログを紹介しておこうと思います。

念のためですが、本リンクには nofollow などはつけておりません。
もし、 nofollow をつけろよ!ということなどがありましたら、ご指摘の程、何卒宜しくお願い致します。

DMCAに関係するサイト

DMCAに関するサイト(ページ)です。

実際にフリー画像を利用していたページを検索結果から削除されたブログとその記事

当事者様が、フリー素材を使っていたページが検索結果から削除されたという流れを公開してくれています。
細かい話が多いですが、最後まで読んでみてくださいね。

本件について細かい解説が乗っている辻氏のブログ

SEO業界で著名な辻氏が、本件についてブログで細かく解説してくれています。
これもまた細かい話が多いですが、最後まで読んでみてくださいね。

記事の内容の簡単なまとめ

なんか凄いお話ですね・・・。
コーポレートサイトのコラムでこんなことを言っていいのか分かりませんが・・・よく考えられた手法だと思います。
褒めてるというわけではないんですけどね・・・(笑)

Hi-Bit社がHi-Bit社を批判するページを検索エンジン上に残さないために、何かしら口実をつけてDMCA絡みの手法を使い検索エンジン上からHi-Bit社を批判したページを消した・・・という話ですよね。
そして、その口実のために、photo ACの写真家さん(?)を使った・・・というところでしょう。

なんか、、、もうこういうことやめません?・・・と思ってしまいます。

もっとも、検索エンジン上に残るように他社・他者を批判するのも宜しいことだとは思い難いのでアレですが・・・。

著作物が不法に使われていると判断されるレベル

今回の件では、”著作物が不法に使われている”という判断のレベルはかなり低い状態のような気がします。
極端な話、当サイトのコラム記事のどれかが”どこかのブログ”で書かれていることと似ているので内容を盗用した・・・と言われても抵抗できないくらいのレベルかな?と感じてしまいます。
因みにですが、当サイト内にある情報全て社内で作成したものです(笑)

フリーで配布されているフリー素材を使って「著作物不法盗用」と言われてしまっては、軽い気持ちでフリー素材が使えなくなってしまいます。
これはこれでかなりの問題だと思うんですが、この問題は、この先どんな展開を見せてくれるのでしょうか、引き続き目が離せないところだと思います。

あと、ネット上で情報を配信されている方は十分に気をつけたいところですね。

もし、ご自身のコンテンツが盗用されてたら・・・

DMCA絡みのことについて言えば、本当にコンテンツ盗用された時のことも考えておきたいところです。
ご自身の配信している情報や画像、その他、何かしらの素材やプログラムなどなど、盗用された時はきっちり対処しなければ痛い目を見ることがあります。
放置してしまうと、あとあと嫌な事になりかねませんので、そうならないように常に気をつけておきたいところです。

ご自身のコンテンツが盗用されている時は、以下のフォームから著作権を侵害されているという報告をしましょう。

Googleにログインした状態でアクセスしてください。
Search Consoleの中のフォームですので、サイトを管理しているSearch Consoleのアカウントで報告して下さいね。

上記のフォームから報告が終了したら、Search Console内で返信がくるのを待ちましょう。
どれくらい時間がかかるか分かりませんが、ひたすら待つしか出来ることがないので待ちましょう。

まとめ

何が言いたいのか・・・全然よく分からないような内容になってしまいました、すみません。
そもそも的な話、このコラムやサイト内コンテンツは社内の情報共有も含んでたりしますので、憶えておきたいことをメモ書きする的な意味合いも含んでいます。
ですので、DMCAの話が出た時に再度アクセスするべきページ・・・というようなイメージで書いてしまいました(汗)

とは言え、著作物不法盗用は情報を配信する全ての方に関係のあるお話だと思いますので、話の内容の流れは兎も角として、話の内容は強ち無駄なモノでもないと思っています(笑)

2010年を過ぎてからあまり目立たなかった問題が徐々に顕著化してきたと感じることが多いです。
弊社にも検索エンジン上の動きでお悩みの方々から匿名で相談が入ってきたりします。
DMCAのリクエスト件数も年々増加の一方を辿っているようです。
いつどこで何が起こるか分からないのは、現実世界もGoogleの情報でも同じようです。

兎にも角にも、無駄になるかもしれない報告であったとして、事なかれ主義的な感じで放置するととんでもない事になりかねませんので、検索エンジン上で何かあった時は常に対応が取れるようにしておきたいモノですね。

執筆 : 清水 隼斗

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